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そう覚えた人も多いのではないでしょうか。
国家試験でも出てきましたね。
カロリックテストは冷水入れると、眼振が冷水を入れた方と逆に向いて、温水入れると、眼振が温水を入れた方に向く、そんな風に覚えたかと思います。
前庭動眼反射(Vestibulo-ocular reflex, VOR)は姿勢の維持のために重要な反射であり、頭を動かしたときにモノがぶれないようにする反射です。この反射がなければモノがぶれぶれで何もわからなくなってしまいます。また小脳によっても調整します。
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VORの検査にカロリックテストというものが使われています。これは、1914年にノーベル生理学賞を受賞したバラニー先生によって報告されました。
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頭を傾け水平(外側)半規管を垂直にし、温水を耳の中に注入します。するとリンパ流の流れによって水平半規管の有毛細胞が脱分極し、対側に向かうVOR(緩徐相)が生まれます。その後それを戻そうとする急速相によって、注入側に眼振がでるように見えます。
冷水を入れた場合は逆です。
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Ⅲ迷路刺激検査 1温度刺激検査 2016年改定
ここにも詳しく書かれています。
検査結果より、Jongkeesの式で、CP(canal paresus 半規管麻痺)%を調べて、20%以上をCPと判定するとされています。
また温冷水のかわりに温風などを使ってすることもあります。
それでは。