学生時代に救命サークルで、教育方法とかを学んだことあり、それに関した論文読んだのでご紹介。
元々、Drになる前はケミストリーが好きで学校の先生になろうと思っていました。高校の化学の先生が好きで、授業も引き込まれていくようで、僕にとってカリスマだったんですね。
でも、いつのまにか・・・笑
今医療の世界でも教え方とか、普及とかたくさん研究されてて、そういう学会もあるんです。それに力を注いでいらっしゃる先生もたくさんいます。
僕も何回かご指導いただきました。指導・教育で人ってすごく変わるし、それを実感できるのがよかったです。
この分野を研究されているMassachusetts General HospitalのRudolph先生の論文を紹介します。
デブリーフィングとはある研究や実験を完了した時に被験者に与える説明のことです。
ブリーフィングで目標をたて、シナリオをこなし、最後にデブリーフィングとして、振り返るみたいなものでしょうか。
またRudolph先生の言っているFrameとは、、、
もともと人がもっている・考えていること。
これって変えるのはすごく難しいですよね。
指導者が学習者のFrameを理解して、実際のレベルと目標のレベルの差を埋めていくのです。
では実際の例で示してみます。
症例はGUN SHOTだそうです。銃の国、アメリカならではですね・・・・
AllenのFrameが変わった!!
少しむずかしいですが、このようなことは日頃自分でもできることだと思います。「ぷちデブリーフィング」を自分で行うことで、自分自身を指導者・学習者にし、成長ができるのではないでしょうか。
また他の有名なものとして、こんな方法もあります。
医学の世界でも教育・指導法などもっと考えていきたいですね。
それでは。