耳鼻科のめまいに対して研修医向けに行った勉強会の資料です。
めまいに関して簡単にまとめました。もしよかったら。
めまいのうち、耳鼻科で扱うのはこの赤く囲ったところです。
問診は大事です。
フレンツェル眼鏡を使って、眼振を見て、診断の一助としましょう。
例えば方向交代性眼振ならBPPVが疑わしいなーとか、垂直眼振ならこれは危険な中枢性めまいかもしれないなーとか。
ちなみに眼振の向き=急速相の向きです。
では、症例を見てみましょう。
最初は良性発作性頭位めまい症(BPPV)です。
すべてが有名なEpley法(エプレー法)ってわけではなく、型によって変えています。
ちなみEpley法は・・・
こんな感じです。
次はメニエール病です。
次は前庭神経炎です。
次はめまいを伴う突発性難聴です。
次は危険なめまいを少しだけ載せます。
最後に少し変わっためまいも紹介します。
東京では梅毒が増えており、今後内耳梅毒からのめまいも増えるかもしれませんね。
まとめると・・・
それでは。