今回は2012年!!
115巻2号に痙攣性発声障害のことがあるので、甲状軟骨形成に関して簡単にまとめてみます。
甲状軟骨形成術1型:一側性声帯麻痺に対し、声帯を内方に移動させ声帯間の隙間をなくし声を出しやすくする。
甲状軟骨形成術2型:内転型痙攣性発声障害に対し、声帯を強く締めすぎないようにチタンブリッチを装着し、緊張を緩めたまま固定する。
甲状軟骨形成術 2 型における チタンブリッジの使用マニュアル 日本喉頭科学会
甲状軟骨形成術3型:甲状軟骨の一部を切除し、声帯を短くし緊張をゆるめて声を低くする。
甲状軟骨形成術4型:甲状軟骨と輪状軟骨とを近づけ、声帯を前後に引っ張り、緊張を高め、声を高くする。
それでは本題に。
2012年 115巻12号
●PFAPA(Periodic fever, aphthous stomatitis, pharyngitis, and adenitis)症候群の 診断と治療 旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 林達哉先生
●サーファーズイヤーの取り扱い 宮崎大学耳鼻咽喉・頭頸部外科 中西悠先生
2012年 115巻11号
●第24回日耳鼻専門医認定試験を終えて 第24回専門医認定試験委員長 髙橋晴雄先生
小論文のテーマ「がん難民」
●神経疾患に伴う声帯運動障害 東京都健康長寿医療センター耳鼻咽喉科 木村百合香先生
●歯科インプラント治療に伴う合併症 久留米大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 佐藤クリニック耳鼻咽喉科・頭頸部外科 佐藤公則先生
2012年 115巻10号
●嗄声の聴覚心理的評価(GRBAS 尺度) 日本大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学系 牧山清先生
●MPO-ANCA 関連中耳疾患の取り扱い 徳島大学耳鼻咽喉科学教室 武田憲昭先生
2012年 115巻9号
●ボイスプロテーゼによる喉頭摘出後の代用音声 兵庫医科大学耳鼻咽喉科 寺田友紀先生
●片頭痛に関連するめまいの診断と治療 独立行政法人国立病院機構東京医療センター耳鼻咽喉科 五島史行先生
2012年 115巻8号
●第113回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会を終えて 第113回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会会長 髙橋姿先生
●耳鼻咽喉科感染症の診療に必要な迅速診断法 藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科 鈴木賢二先生
●メニエール病の側頭骨病理 三井記念病院耳鼻咽喉科 奥野妙子先生
2012年 115巻7号
●食物アレルギー診療ガイドライン 群馬大学大学院医学系研究科小児科学分野 荒川浩一先生
●再発性多発軟骨炎 帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科 室伏利久先生
2012年 115巻6号
●アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎(AFRS)について 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科 松脇由典先生
●Balloon Sinuplasty 関西医科大学耳鼻咽喉科 友田幸一先生
→「第111回日本耳鼻咽喉科学会総会ランチョンセミナー」 Balloon Sinuplasty
2012年 115巻5号
●人工内耳と高次脳機能 神戸市立医療センター中央市民病院耳鼻咽喉科 内藤泰先生
●鼓膜穿孔閉鎖術と鼓膜形成術 ―最近の進歩― 山形大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科 欠畑誠治先生
2012年 115巻4号
●第113回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会 抄録集
2012年 115巻3号
●甲状腺癌に対する放射性ヨード治療の適応と実際 神戸大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野 大月直樹先生
●小児耳鼻咽喉科感染症とワクチン 独立行政法人国立成育医療研究センター耳鼻咽喉科 守本倫子先生
PCV7から2013.11にPCV13に切り替わっている。
2012年 115巻2号
●第25回日耳鼻専門医講習会を終えて 京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室 久育男先生
●外来でできる嚥下リハビリテーション 尚寿会大生病院耳鼻咽喉科 大前由紀雄先生
●痙攣性発声障害の取り扱い 熊本大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 讃岐徹治先生
2012年 115巻1号
●内耳疾患に対する鼓室内注入療法 岩手医科大学耳鼻咽喉科学教室 佐藤宏昭先生
●鼻性 NK/T 細胞リンパ腫 旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 原渕保明先生
2011年より前は専門医通信はないため、ここまで。
それでは。